森絵都著の『みかづき』。 この物語は教育を題材にしており、戦後の『塾って何?』との時代から平成へと移り変わっていきます。 学校の用務員の大島吾郎はひとりの生徒に勉強を教えたことがきっかけで大島教室と呼ばれるまでになるのです。 その吾郎の才能を欲した千明が一緒に塾を開こうと話を持ち掛けるのです。 千明は学校教育に疑問を感じて反感を感じていたせいもあるのかもしれません。 今では塾は当たり前に存在しますが、当時はかなりの反発が起きます。それでも塾を開き子供たちに勉強を教えていくのです。 吾郎の人柄と教え方のせい... Read More

読書が趣味なので、自宅に大量の本が溜まってしまう事があります。 漫画も読むし、小説やエッセイなど軽い読み物も良く読むのでどんどん溜まっていってしまいます。 読み返すことももちろんあるのですが多くても2~3度、ほとんどは1度読んだらそれきりなのです。 洋服や靴はすぐに捨てることが出来るのになぜか本だけは中々捨てる気持ちになれなくて、かと言って売りに行くには重たいし何より量が多すぎる… そんなこともあって部屋中に本をため込んでいました。 どこにどの本があるかも把握できていないので、同じ本を買ってきて途中まで読... Read More

作家田中啓文が書いた短編小説集異形家の食卓。 この本のジャンルはホラーですが、どの短編も表現がグロテスクです。 人造人間をテーマにした短編俊一と俊二は唯一、グロテスクな表現が使われていない作品ですが、現実にこの短編に出てくる人造人間が出てくるのは嫌だと思いました。 この本の中で特に印象に残っているのは新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー キウイソース掛けです。 この短編はホテルの中の料理屋のシェフと異世界から来た珍種の邂逅が書かれています。 しかし、珍種の形状の描写がおぞましく、読んでる途中で卒倒しそうにな... Read More

作家高野史緒が書いた小説カント・アンジェリコ。 この本は中性のヨーロッパを舞台としており、音楽の世界にとりつかれた歌手の苦悩が書かれています。 この小説は装飾的な文体が用いられており、光や音を連想させるキーワードを多用している文章を見て、思わず目がクラクラしてしまいました。 途中で電話という小道具が用いられ、独特の会話が交わされる場面があり、一般的な中性の外国を舞台にした歴史小説とは少し趣きが違うように思いました。 また途中で生物学的な考察や作用反作用の法則の下りが書かれているので、一種の理科系小説を読ん... Read More

HALOはアメリカのBungie Studioが開発しました。 XBOXと同時発売されたタイトルです。 その完成度の高さから沢山売れた作品でもあります。主人公はマスターチーフという名前であり、異星人と戦っていきます。 このゲームのジャンルはFPSですね。銃を使って敵を倒していくというオーソドックな内容となっています。操作性はよく、気持ちよく動かすことが出来ます。 ミッションクリア形式であり、所々にチェックポイントがあります。そうなので敵にやられてしまったとしてもステージの最初からやり直す必要はありません。... Read More