幻夜

東野圭吾さんの作品で、結構ダークな感じの話ですがこの話は、白夜行の続編という話をよく聞きます。白夜行というのも結構長編の小説ですが、その主人公の女性が名前を変えて幻夜の主人公として新たな利用する男性を見つけ自分の暗い過去を名前を変えて生きていくような話になります。

白夜行の時は、その男性は自殺して女性の秘密を守り通して話は終わったのですが、幻夜では時間が過ぎて阪神大震災の時のどさくさに紛れて、亡くなった人になりきってその人として生活をしていく話です。

そのどさくさに紛れて、その主人公の女性は深海美冬という人物になり切りました。ちょうどその時次のターゲットの男が、親戚のおじさんを殺してしまった現場を美冬は目撃してしまい。そこからその男性を利用して色々な事件を起こしていきます。

ラストシーンが結構印象的で、結局その男性も自殺をしてしまうのですがその際に深海美冬の正体に気がついていた刑事も一緒に亡くなってしまい。深海美冬は、もう自分の過去を知っている人がいない状態になって唐沢雪穂という過去を全て捨てることに成功した時の言葉が、「こんなに素晴らしい夜はない。幻みたい」と述べていました。

何人もの人を不幸にして、結局はその犯罪行為も知っている人が誰もいなくなった世界を作っていったかなり悪女の話でした。