伊坂幸太郎のグラスホッパーという小説が面白かったです。
この小説、車の中で集中して一気に読みました。
最近、カーシェアサービスに入会したのですが、借りた車を休息場所として使っています。
https://hikakucarshare.jpn.org/
もちろん運転して移動にも使うのですが…
15分~1時間とかだけ借りて、駐車場に停めて中にこもり自分の時間にしています。
そして先日はカーシェア車でグラスホッパーを読み進めました。
その内容はというと…
主人公鈴木と他の殺し屋達の話が、物語が進むにつれて交差していきます。その道のプロの手際の良さも爽快でちょっとコミカル要素もあります。
話が代わる代わるになるのですが混乱することなくわかりやすいです。
登場人物も個性的な人が多く印象に残りやすいです。
個人的に好きなのは蜜柑と檸檬という人物です。
やりとりがとにかく好きなので読んでもらいたいです。
イラッとする登場人物もいますが
狭い新幹線の中でいろんな事が繰り広げられるのが凄いです。いろいろ予測しながら読み進められます。この人は死んでほしくないなーと思いながら読み進めますが予想外の展開だったりしてそこも楽しめます。
とにかく読んでいてドキドキ出来ます。後半に行けば行くほどスピード感があり、すぐ読み進めることができます。
題名にも意味があるようで知ったときにはなるほどと思わせてくれる感じでした。
普段本はあまり読まないですが他の小説も読みたくなるくらい楽しい小説でした。
伊坂幸太郎の本は別の本にも登場人物が出てきたりするので読んでいてちょっと驚かされます
そこも面白いところだと思います。ぜひお勧めしたいです