ファイナルファンタジーVは、いろいろな意味でバランスの取れた作品でした。 特にジョブシステムなどは画期的で、アビリティーシステムを採用することで黒魔法が使える戦士やモンクなどの自分好みのキャラクターを作れるので、選択肢は無限に広がることが興味深かったです。 また、召喚魔法も最初は街の魔法屋で手に入れることができますが、実際に戦って召喚獣を手に入れるという仕組みも召喚魔法がほしいという欲求が表れました。 また、時空魔法や青魔法といったこれまでのFFにはない魔法も登場し、子供の頃プレイしたときは、かなりワクワ... Read More

タイトル通り、ノーベル賞受賞のコンラート・ローレンツ博士による動物行動学の入門書です。そういうと堅そうですが、中身は博士自身による挿絵とエッセイ風の文章により大変読みやすく書かれています。 少々長いのですが、中盤に書かれているコクマルガラスを自宅の屋根に住まわせてその研究をしていた時の話は感動的です。またハイイロガンを自宅に放し飼いにして自由に歩かせていたり、オマキザルにひどいいたずらをされたりなど、動物が好きで飼っている人ならくすりと笑ってしまうようなエピソードがたくさんあり、非常にとっつきやすくなって... Read More

東野圭吾さんの作品で、結構ダークな感じの話ですがこの話は、白夜行の続編という話をよく聞きます。白夜行というのも結構長編の小説ですが、その主人公の女性が名前を変えて幻夜の主人公として新たな利用する男性を見つけ自分の暗い過去を名前を変えて生きていくような話になります。 白夜行の時は、その男性は自殺して女性の秘密を守り通して話は終わったのですが、幻夜では時間が過ぎて阪神大震災の時のどさくさに紛れて、亡くなった人になりきってその人として生活をしていく話です。 そのどさくさに紛れて、その主人公の女性は深海美冬という... Read More

私が初代PSで何度もプレイしていた、縦型シューティングといえば、タイトーから発売されていた『レイストーム』です。 元々アーケードからの移植作品ですが、基本あまりゲームセンターに行かない僕が、初めてプレイしたのはPS版です。 特徴はなんと言っても、ポリゴンで再現されたグラフィックです。 当時のシューティングゲームで、ポリゴンを使って表現されたのはこのゲームが初めてでした(おそらく) 特にその背景は、綺麗で下を見下ろす奥行きが感じられました。 ドットでは再現できない、深みある映像には感動させられました。 また... Read More

私がプレーステーション2を買ったのは大学4年の就職活動もすべて終わって、もう何もすることがない、あっても塾講師のアルバイト位という時にたまたまお金に余裕があった事で買う事を決断しました。 その時はまったのはドラクエⅤでした。ドラクエ5はもともとスーパーファミコンで発売されていたものをリメイクし発売したものでした。 でも2次元であったスーパーファミコン版と違い、3次元でできているこのリメイク版のドラクエ3はすごく面白かったです。 それともう一つ、ただリメイクしただけではなかったんです。かなり大がかりに難易度... Read More

帯に「お金と健康と幸せが雪崩のようにやってくる」知恵と書かれているのが目に留まり、“何て素晴らしい!”と。 思わず手に取り、ページをめくってみると、またまた、魅力的な言葉の羅列が、目に飛び込んで来て驚きでした。 構成としては、内容が小タイトル毎にまとめられていて、ちょっとした空き時間にも読み切る事が出来るような作りでした。 そして、この小タイトルそのものが、私にとっては、全て「魅力的な言葉の羅列」と感じられるものであり、早く家に帰って目を通してみたいと思わせてくれるものでした。 何故かと言うと、「幸せ」「... Read More

読み終えた途端、身体が打ち震えました。涙が次から次へと溢れ出て、小一時間ほどそれは止まりません。驚嘆そして感動。この小説は明らかにこの時代の先端を行っていました。文学の進化を垣間見た気分だったのです。 本屋に入った時、書架から「図書館の魔女」に呼ばれた気がしました。わたしには小さな頃からそう言う感性が有って、わたしを呼んだ本を手に取って読んでみると、大抵その時に必要な事が書いてあるのです。ですからわたしは、その「本が呼ぶ」感覚に従う事にしています。 文庫で4冊分あったので、取り敢えず一巻だけ買い求めて、早... Read More

私が最近読んだ小説は、髙見澤俊彦著の「音叉」です。 昨年からオール読物に不定期連載された小説が、今年7月13日に単行本として発売されました。 初小説とは思えないくらいの内容です。ネタばれしない程度にあらすじを書きます。 主人公風間雅彦は、友人と組んだバンドでデビューの話しが持ち上がっています。 でもデビューの為にある条件を出され困惑する場面から始まります。1973年頃の実際起きた事件を取り入れながら、雅彦を取り巻く女性達との恋愛も挟んだ青春ストーリーです。男女との恋愛シーンがあると言う事はと思い、どう描く... Read More

血の繋がりというものは時に厄介なものです。切りたくても切れない関係で、子供は親を選べません。 この物語は母親にずっと従って生きてきた主人公が歳下の青年と初めての恋をして家族という関係を見つめ直していく物語です。 娘を鳥かごに入れるように大切に育ててきた母親は「みっともない」ことに嫌悪感を抱いていました。 そんな母親に育てられた主人公もまた、他人から「みっともない」と思われることを嫌っていました。 「子育ては洗脳のようなものだ」と言う人が存在しますがそれはあながち誤っていないのでは、と感じるような二人です。... Read More

「谷仮面」、「エアマスター」、そして「ハチワンダイバー」と、独特かつ強烈な世界観を描いてきた柴田ヨクサル氏が原作に挑戦した本作のテーマは何と「男の娘」。 どこにでもいそうな平凡な(ただルックスは良い)高校生がツチノコをゲットして一億円を手に入れ、その財力をきっかけに友人を文化祭の出し物に誘ったことがきっかけで、物語が進んでいきます。 もっとも文化祭の「余興」とは言え、彼らは超本気でレッスンをこなしていき、言いだしっぺの内森モン太に引っ張られる形で踊りに挑戦しているツバメや武雄も、究極の「カワイイ」自分のイ... Read More